お正月の食雑記

迎春

なんなんでしょうね、「お正月」という言葉の持つおめでたさは。フツーに日が暮れて日が昇っただけなのに、12月31日と1月1日の空気ってどうしてかくも違うのか。日本の多くが休んでいることから来る静寂アトモスフィア? 日本人全体が「お正月だあ」と思っていることから来る念?? なんとも不思議。まあ「人生これ昼からグラッパ」を生活信条としている白央篤司、このみんながみんな「昼から飲んじゃえ!」というノリになっている雰囲気、結構好きなんですけどね。お正月ぐらいのんびりと堅苦しいこと書かずに過ごしたいもの。ちょっと今日はフォト日記にして見ます。最近食べたものを列記してみようかな。こんなダラダラな日記も、たまにはよかろう。どうぞおつきあいください。


○母の手作りおせち


元日のアテです。母・フジエが黒豆と煮物、そして自ら鮭腹からほどいたいくらを送ってきてくれました。これをつまみながら別府の友人が送ってくれた焼酎「さつま無敵」をちびちび。すっごく芋の香りが鮮烈で驚くやら美味しいやら。ツーンと来る焼酎のにおいのあとに芋のまろやかさがジュワーンと広がって、柔らかいいい香りが鼻を通り抜けて、その後に甘い黒豆を口に放り込んで……和のよろこび、何て大げさだけど、そんな言葉が自然頭に浮かぶ、そんなひとりの晴れの食卓。私はこういう孤独が好きだ。


○2日目のごはん


昨日のいくらの残りを鮭の粕漬けを焼いたのをほぐしてご飯にのせました。これってわっぱめしっていうんだったかな。すんげえうまいです。ガッパガッパ食べました。言葉を尽くすのではなく、口に入れる手を急ぎたくなるような、そんなうまさのどんぶりごはん。


武蔵小山「自慢亭」の焼きそば


大人気の中華料理店、この日もすんごく並んでいました。安くて多くてうまい、素晴らしい。あっさりしていながらもしっかり味のついた焼きそば、もう一杯ぐらい食べられる感じ。ここはあともやしそばが有名みたい。ちょっと亭主がぶっきらぼうで怖い。人気店って思い上がっちゃうのですね。そういう接客許せない人は行かないほうがいいです。


○「盛岡冷麺」銀座店


好きなんですよ盛岡冷麺。これは銀座で本場の味が楽しめるお店。すっごく狭くてサッと食べて帰るだけの楽しみ方しかできませんが、お好きな人はぜひ。現地と同じ味です。なんだかおせちのようなご飯が続くとこういうとび技がほしくなりますね。明日はグリーンカレーを食べよう。


などと最近の食日記から。すっごく正統的なブログっぽいですね。あ、これが本当なのか。芸能やらの雑記は正月気分も過ぎた辺りから再開します。今年もどうぞみなさんよろしく!


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