1週間の食雑記(改稿あり)

○超個人的な1週間の食記録
月:人形町の「寿司幸」にてちらし寿司のランチ。戦後から続く古いお店だそうで、2代目さんと若旦那がきびきび握ってらした。ご隠居の初代さんがたまに顔を覗かせるのもご愛嬌。ソツなくネタはどれも美味しく、寿司飯の加減もいい。なかなかそーいうちらし寿司ってのはないものだ。


火:いつも行ってる四谷のレストランで臨時にアルバイト。この店はまかないがうまい。たまらないなあ、もう。この日はカルボナーラだった。私は一時、カルボナーラ作りに凝ったことがあるのだけど、茹でて和えるその加減、タイミングに満足できず悔しかったなあ。ここのパスタは本当にうまい。メニューにはないんだけどね。


水:取材&原稿書きが終日のヒジョーに地味な日。どっかに食べに行くのも面倒くさく、近所のまねき通り商店街はひろせ屋(肉屋)の焼肉弁当で腹を満たす。「ありがとう part3」で波野久里子と佐野浅夫の家が肉屋だったけど、そんな古―い雰囲気が今でも残っているお店。コロッケのうまい真っ当な店だ。三角巾をしたおばちゃんが5人ぐらい働いているのだけれど、これがまた全員同じ人に見えるんですよ(笑)。ディテールというかファッションがすべて相似形。クローンとかなのだろうか。ここに入って「女性セブン」とか読みつつ弁当が出来るのを待っていると、私は子供の頃に戻ったかのような
不思議な気分になってしまう。クタクタにゆでられているであろうケチャップたっぷり「ナポリタン」が300円。値段だけが現代だ。

※注:某出版社校閲のアキコ氏さん、私は「浅野史郎」と「佐野浅夫」をなぜか混同してました。ご指摘の通りあらためました。ありがとうございました(笑)。私のブログにはボランティア・校閲がついている。ふふふ……なんだか一流な気分。


木:渋谷の「梅蘭」という中華屋で焼きそばを食べる。いろいろ支店のある大きな店のようだ。テレビで紹介されていて知ったのだけれど、具のアンを麺で包み、かた焼きそばのようにかりっと揚げた一風変わったスタイル。麺に箸を入れると中からトローッとアンがこぼれる。さして期待せず頂いたが、けっこうおいしかった。


金:ずーーーーっと原稿書き、お尻が痛い日。ふと時計を見たら2時半をちょっと過ぎたあたり。よしっ! と席をたちランチへ向かう。なんだか気分転換したくなったのと、窓を開けて感じた陽気に嬉しくなっちゃったのだ。桜が満開、もう所々葉が見えているところまである。新宿一丁目の「さぬき家」で冷やし天ぷらうどんのランチ。ここも期待せずに行ったが中々にいいおうどん。通お。


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