分裂気味な最近の雑記

魔界では公爵なんだそう

 昔、魔夜峰央の漫画でこんなのがあった。アスタロトと名乗る悪魔が、とある宝を持つ少年に近づく。しかし、その少年はヤケ酒をあおって眠り込み、話せるような状態ではない。すると悪魔はスッと指を突き出し少年の体に刺し、魔法を使った。次第に少年の体からボタッ、ボタッとしずくが垂れ、やがて少年は目覚める。「あれ、ぼくは一体……」「お前の体からすべてのアルコールを除いたのだ。話がある」と、ものすごく長いイントロですが……うーん、アスタロト今すぐ来てくれーッ! なんて羨ましい……私は二日酔いの朝、いっつもこのエピソードを思い出してしまう。そして「魂でもなんでもくれてやるから、今すぐ指を刺してくれー」と願っちゃうんだなあ。

 半身浴で徹底的に汗を流したり、スポーツドリンクを飲んだり、梅干を食べたり……酒飲みは人それぞれに二日酔い対策を持ってるみたい。私はウコン飲むぐらいしかやってないが、誰かいい方策あったら教えて下さい。まあ結局は「time heals everything」になっちゃうんでしょうけれど。今日は最近気になってることをパラパラ列記。
○今週のTVブロスから
掟ポルシェが書いてるコラム、もう面白いったらありませんね! リア・ディゾンをネタにしつつ「かつて我が国で活躍した外国人スター」について語っているのだが、その代表格としてマギー・ミネンコを取り上げているなんてもう最高。さすがに私この人リアルタイムでは私知りませんが(「やっぱり猫が好き」で小林聡美が似てない物まねをしていた人、というぐらいの認識)、かつて人気があった外国人タレント、というくくりなら私もひとり書き留めておきたい人がいる。その名も「フローレンス芳賀」、覚えてる人いるかなあ! ハーフだったと思うがやったら綺麗な人で、ドラマやCMなんかに私が小学低学年の頃よーく出ていた。アッという間に消えたが、今は何をしてるのだろう。
早稲田松竹にて
前にも書きましたが、成瀬巳喜男監督の代表作にして日本映画の大傑作『浮雲』、そして幸田文原作の『流れる』が15日まで上映中。どちらも人間の心の機微をじっくり、丹念に描いている作品だ。この手のドラマは小さめの映画館で集中してみるのが一番いい。成瀬に興味ある人なら、ぜひぜひこの機会に観てほしい。あ、『流れる』は着物好きの人なら更に楽しめると思う。主演の山田五十鈴、彼女の着こなす着物姿は絶品のひとこと。襟も普通に合わせ、えもんも普通に抜いているのに、どこかにじみ出る「粋筋(いきすじ)」の女の人の艶っぽさ……その風情が素晴らしい。特に夏の着物、小紋の着こなしなど最高じゃあないだろうか。
○本気か!?
新宿駅にて。過日、福島で起こった母親の首切断事件について女子高生が語り合っていたのが耳に入る。「ありえないよねー」「そーだよ、首って一度切り離されたらやばいんじゃない?」「もどんないよね?」「そーじゃねー?」確認しあうな!
○日本三大王子
ハンカチ王子斉藤佑樹に続きハニカミ王子・石川遼登場。かねてより「日本三大王子」という勝手なユニットを揃えたく、鵜の目鷹の目で王子を探してましたが(過去の日記参照:http://d.hatena.ne.jp/hakuouatsushi/20061018)、これでようやく胸のつかえがおりました……待てば海路の日和ありとはよく言ったものです。と、あまりにもベクトルの違う話題を分裂的に記してますが、今日はこの辺で。


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