2007-08-14から1日間の記事一覧

映画 『めがね』―虚心というこころ―

なんとも、「無駄」の多い映画だ。しかしそれは、でっぷりと肥えた体にこびりつく脂のような「無駄」とは違う。例えるなら、女の人の着物の「お端折り」のようなもの。なくてもいいはずなのに、どうしてもなくてはならないような、不思議な、大事な、「無駄…