中野区の毒ガスおじさん

いやーすごいですね
中野区弥生町の「汚物おじさん」。
騒音おばさん」に続きはた迷惑隣人シリーズ。


昨日第1報がネット、新聞で流れていたが
テレビは今朝から各局ともかなり大きな扱いで報道していた。
朝ごはん時だというのに(笑)。いや冗談じゃなく
聞いていてちょっと気持ち悪くなったもの。
実際ご近所にお住まいの方はさぞかし
ハラワタ煮えくりかえる…いや、えづきかえる思いだろう。


なんでもこのおじさん、あろうことか自分の排泄物を
庭に何ヵ所か穴を掘ってそこにキープ、
さらには生ごみや食べ残しを庭でぐつぐつ
煮込んでいたというから驚く。しかも2年半もの間!


臭いだろうなあ…、辛いだろうなあ…。


昨日記事として読んだときは「変わりモンがいるなあ」と
三面記事的楽しみ方ができたものの、
今日画面で見たら、ダメだ。
シャレなんない。四方普通に民家だもの。
中庭3方から見えてるし。


近所の方はもう2年半の間窓も開けられなければ
洗濯物も干せず、向かいの雑貨店は
客足が落ちて閉店したとか。


(なんと隣が「鮮魚店」というから驚く! 
普通そっちが先潰れるのでは!?)


こえだめおじさんの家の向かいは
幼稚園の通園ルートだったんだそうだが
幼児達が臭さの余り泣き出すから、
わざわざ遠回りルートにせざるを得なかったとか。
「くせえよ〜気持ち悪いよ〜ワーーーン!」とか
泣き出す姿を思うと……うーん悪いけど笑っちゃう。
ヒトゴトだなー、すいません。


思うんだけど、やっぱり「男」って変だ。


騒音おばさんには(近所の方はまったく
同様に迷惑で大変だったろうが)
なぜか多少のチャームがあったもの。笑えた。
勿論彼女、はっきりいって「キチガイ」めいていたが、
ちょっとしたムカつきがエスカレートしてああなったという
単純な感情の経路が想像できるところに救いがあった。
中野翠氏がよく言ってるが、女はもうそれだけで「娯楽」なのだ。
いくつになっても。どんなときも。


このおじさんは溜め込んでいるものが
「うんこ」というところに意表をつかれ、
子供が排泄物にこだわるような、
幼児性の「ニオイ」が一瞬して笑えるが、
やっぱりTVレポート聞くほどに男独特のマニアック性濃厚。
自分しか分からないセオリーにのっとって
暴走してるんだと思う。
救いが無い。


まかり間違って進むベクトルが
やっぱり男って「偏執」的方向なんだよね。
女なら……「妄執」的方向だろうか。
やっぱりどちらも、よくわからない。