ボーイ・ジョージと40代の日本人

「あのさあ、あの書き方じゃ私悪モンみたいじゃない
やめてくれる? そういう意味でいったんじゃないのよ?
毎日書いてるの偉いなと思ってるんだから、ちょっとは」


こないだの日記に書いた編集者から
強行クレームが(笑)。
いいじゃないのS社のMさん、私のブログなんて
誰も読んでませんよ。


さて遅ればせにボーイ・ジョージネタに乗ってみます。
私この人に関しては後追いで
「カーマカマカマカマ…」って歌ってる人という印象しか
ないんですね、1975年生まれとしては
この辺知るには子供過ぎました。小学4年ぐらいのヒットに思う。
そのへんから洋楽は聞き出したけど。
ちょっと妖しすぎたのでさすがに手でませんでした。
なんといってもさわやかなWHAM!とか
キャッチーでしたね。『FREEDOM』とか。
(でも青春時代に自分を偽われば偽るほど
その反動は大きいという見本になっちゃうなんてマイケルったら。
やっぱ80年代って怖いわ)


ま、ノスタルジーはともかく。
私の周囲のお兄さんお姉さん世代が
このニュースに関して
少なからず動揺を受けているのが
興味深かったのだ。


ものすっごく簡単にかたづけちゃうと
「ちょっとはアイコンだったんだから
無様な姿見せ付けないでくれる?」という反応に思う。
うーん。ものすっごく私的に重ね合わせると
私が中森明菜にもう出てきて欲しくないようなものか。
(レベル違うよーアイドルと一緒にすんなよー
という声が聞えてくるがそんなこと言わせないモンね)


日本人って外人のドラッグ・スキャンダルには
えらく寛容な気がするが、この時代の有名人のドラッグ常用に関しては
なんでこんなに過剰に唾棄するのか。
90年代をクールにスタイルチェンジできなかった人たちが
なんかしらに依存してしまう姿って最も嫌みたいですね、
今の編集長クラスの人間って。
(その中にはⅩの宗教にはまったメンバーとかもはいるのか?)


自分の中に潜む「俺もそうなったかもしれない」的
負の可能性を見せつけられるから?
狂騒し、憧憬の80年代が完全否定されるような気がするから?


私には永遠に、謎だ。