ウィルスと秋菊、そして甲田益也子

ほかにも紫やら山吹色やら

ウィルスって恐ろしいもんですねぇ。
PCいまだに復調せず。
今までそんな災禍にあわず生きてきたので
ただただ恐れおののくばかり。
いきなりポンッとHPが出てきたり勧誘されたり。
いきなり「このバスター使え」と指示されて
クレジットカードナンバー書かされそうになったり。
「IEお勧め」とかいうアプリケーション
ダウンロードさせられそうになったり。
ヒクテアマタですよ怪しそうなとこから。あひぃ。
いやーこれで記事とか書いてるのおっかねえなあ。ドロ舟乗ってる気分。
スリリング! まあポジティブに楽しみましょう。


さて今かつての人気漫画単行本の復刻仕事など
させていただいており、その前書き作成のため
作家さんにインタビュー。テーマは「執筆当時の私」
4歳上の女性なんですがいやはや。結構時事ネタって4歳違うと
分からないものですねえ。「甲田益也子」さまって
そんなにファッション・アイコンだったんでしょうか。
こういうその時代時代の「イメージ」って
もっとも取材しにくいかもな。探究心がふくらみます。


ふくらむといえば家から駅まで行く道の途中に
菊の花を丹精されているお宅があり
見事なことこの上ない。太陽の陽を受けて
こぼれんばかりにふくらみゆく。
「菊の香や 奈良には古き 仏たち」なんて芭蕉の句を
思い出したりなんかして。
そんな典雅な気分に浸る間もなく
私の脳細胞は「犬神家の一族」の菊人形惨殺シーンを
思い出してしまったり。
相変わらずおバカな霜月の初め。