東宮にも行ってあげてよ

昨日の夕方の「秋篠宮妃懐妊」のニュースには驚かされた。
皇室って、どうしてこうもタイミングよく「事」が起こるんだろう。
皇太子成婚パレードの際に急に雨がやみ晴れ間がのぞいたり、
皇后バッシングのさいに失語症になられたり、
すべての事象が「天の時」という感じで勃発。
皇室典範改正前に絶妙のタイミングで受胎だなんて。
聞こえる……これから湧き起こる容認派vs反対派の喧々諤々(けんけんがくがく)が。
反対派の「それみたことかッ!」「男系を絶やすなという歴史の大いなる意思じゃッ!!」
なーんて声高に(精神論的なことを無意味に)主張する人あまり見たくないなあ。
あと、これはうがち過ぎかもしれませんが、雅子妃がこのことで
より体調崩さないといいのだけれど。「紀子様だけなぜ子宝が……」
こうのとりよ舞え! 東宮にも!!」なんて見出し、いかにも女性週刊誌が
好きそうだもんなあ。はい、すっごい俗な考え。失礼しました。


なんだか最近バタバタして私の本道である「くっだらないこと」考え込めずにいます。
ガンマGTPが100ぐらい上がったかのような脳内体調不良。
それを解消すべく、ちょっとここで最近のテレビから気になったものなどザーッと雑評。
はい、言っときますけどくっだらないですよ。


●正しきコメディエンヌ・岸田今日子


ネスレ クリスピー物語」というチョコレートのCM、ご覧なりましたか?」
いやあ……私大笑いしてしまいました。最近はやりの「寒ッ!」「怖ッ!」みたいな
イントネーションで、おんとし75歳のこの名女優がチョコを食べるやいなや
「うンまッ!!」とハトが豆鉄砲くらったみたいな顔でお叫びになります。
ひとしきり笑ったあと私は「……いいもの観たなあ」と悦に入っておりました。
演技派女優に納まらないチャレンジ精神、わっかい人だなあ。


●笑っていいとも増刊号 


以前も書きましたが、アシスタントの青年隊「ジョン」が、やたらこうるさい
受けのリアクションを誰も見てないのにやり続けるのが許せなくて
http://d.hatena.ne.jp/hakuouatsushi/20051003
殆んど見なくなったこの番組。気の迷いでつけてみたら
何かのゲストで「間寛平」が登場していた。コーナーの趣旨そっちのけで
いきなり「サル」の物まねを披露。「クワーッ! クワーッ!」と
威嚇するような大声を出せば、負けじとタモリ
「ケーッ! ケケーッ!!」と応戦。二人とも所狭しとスタジオを駆け回ってました。
「よくある光景じゃん」と思われるかもしれませんが、なんとなく私は感動していた。
なんていうか、二人とも「体が動き出してしちゃう!」って感じなんだよね。
進行とか忘れて、ついライブだとなんか予定調和なこと体がしだしちゃう感じ。
タモリもつられて、そういう「血」が騒ぎ出したかのように動き出す。
さながら、我を忘れた子供のごとく。まわりの若手芸人なんか
ちっとも入り込めないでやんの。
 そうそう、タモリってこういう「何しだすか分からない」不気味な芸人だったよなあ。
私は「司会」という範疇からつい逸脱してしまう彼の瞬間が好きだ。
「大物芸能人」に収まりきらない残光、まだまだ見せてほしい。
(ちなみにまだジョンはリアクションし続けてた……ねばるなあ)


●「ウチくる!?」(フジ系列・2/5) 


http://www.fujitv.co.jp/b_hp/uchikuru/bn0602.html#315
この日は藤田弓子がゲスト。
「優しいお母さん」というイメージの強い彼女が
おそらく「地」であろう部分の「飲んだくれ」「姉御肌」部分を、
結構さらけ出してたのが印象的だった。つうか面白すぎ。
有名な話で以前も聞いたことがあるが、ここに再現してみましょう。

弓子ちゃん料亭のようなところで飲んでて、
「電話がかかってますよ」と女将。名前を聞くと当時思いを寄せていた人!
しこたま飲んでた弓子ちゃん、喜び勇んで「はーーーーいッ!」と駆け出していったが、
途中で総ガラスの扉があるのに気づかず直進、みごと大破。
しかしそんな衝撃も分からないぐらい酔ってたらしくそのまま電話口へ。
ラブトークの後方には、こっぱみじんのガラス戸と
唖然とする従業員たちの姿が……。というもの。
「人型に割れてましたよ」だって。最高。そんなわけあるか!
飲み仲間があの「太地喜和子」だったというからその酒豪ぶりは知れようというもの。
自由が丘生まれ、麻布育ちというのにもビックリ。
銀座生まれの泉ピン子に続くヒットだ。
だからいったいどうしたというのか。
こういう余計な知識はすぐに記憶できるから不思議。


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●今日の一食
新宿御苑「礼華の海鮮焼きそば」(中華)
http://gourmet.yahoo.co.jp/gourmet/restaurant/Kanto/Tokyo/guide/0301/C0000000471.html



ここ前にも紹介しましたが、一番オススメしたい「海鮮焼きそば」にむしゃぶりついて
ハッと気がつけば写真を撮り忘れていたので、もう一度アップしたかったのです。
この日は昼間一瞬だけ日差しが暖かかったので、テラスでビールと一緒に
流し込みました。黒酢と香草をもらって頂くのがハクオー流。
1200円とちょっと高いですが、絶対満足できます。
この焼きそばにはその価値があるから! 川原亜矢子になったつもりで
お届けしました。