仏映画「美しき運命の傷痕」

原題は「L’enfer」(地獄)

愛知県の建築指導課に驚愕!

 衝撃。驚愕。こんなこと断言していいものなんだろうか。
これが「役人の常識」なんだとしたら、糾弾されるべきは―――。
 などと何を似合わず社会派ぶってるかというと、
今日の「とくダネ!」(フジ系列)で
恐るべきインタビューが放送されていたからだ。

 というのも、連日報道が尽きない「耐震強度偽装問題」に関すること。
解体を決めた愛知県半田市のビジネスホテル
センターワンホテル半田」を経営する会社が、県やコンサルタントを相手取り
訴訟を起こしたのだが、それを受けて愛知県の建築指導課・課長が
番組のインタビューに対して、「現在の検査基準や指導期間で、
役所として耐震強度などを鑑定することは不可能」と言い切ったのだ
(きちんとメモしてないので、一字一句正確ではないけれど、
確かにこういう内容を仰った)。「責任は一切うちにない」という断言。
現在のシステムでそのへんのところを見極めるのは無理とはっきりと言い切った。


 あんぐり。なんていうか……「どのツラ下げて」っていうか……
「いけシャアシャアと」というか……。もう「義憤」とか「公憤」という言葉なんて
完全に死語なんですね。頭の中「責任のがれ」という気持ちでいっぱい。
ああ、皮肉のひとつもギャグのひとつも出てこない。ダメだな、俺。
http://www.pref.aichi.jp/kenchikushido/6/webpress_happyo_taiou.html
(↑一応こういう対策は愛知県考えてるみたいだニャア)