2008-05-16から1日間の記事一覧

「東海道四谷怪談」

目の前に瞬間、役者絵がひろがる。そのスケールは空を行く大凧のごとく雄大で、描き手はもちろん、写楽! 歌舞伎のアナーキズムを極限までデフォルメした写楽の世界が、つかのま劇場に満ち溢れる。ああ、これこれ、これを体験したくて私は、中村吉右衛門の舞…