おまえ百までわしゃ九十九まで


さて、「文化人系美女の系譜」
http://d.hatena.ne.jp/hakuouatsushi/20060105
に続き第2弾、昨日書いた「南田洋子徹子の部屋」に
触発されて考えてみました、おしどり系譜。
なんでこんなこと考えちゃうのか分かりませんが、
好きなんでしょうね。まあお時間のある方、お付き合い下さい。では本題!

●おしどり芸能人夫婦の系譜・その1


現在、その露出度・健康度・芸能界格付け的意味合いからいっても
長門裕之南田洋子夫婦は昭和30年代から続く、
文句なしの「芸能界おしどり夫婦部門」のトップ・オブ・トップだろう。
 しかしここでいきなり話はずれるが、私の最古の「おしどり夫婦イメージ」は
「鳳啓介・京唄子のお二人であった。遠い昔の記憶だが「おもろい夫婦」という
番組があって、ひょっとしたら幼稚園にもあがっていない私は、
テレビの前で大笑いしたのを覚えている。しかしいつだったか母から
「この二人、別れているのによくやるわねえ」と聞かされ、
幼いハクオーは物凄い衝撃を受けた。「男と女はかくも玄妙なものか」と思ったのは
あれが初めてだったかもしれない。なんだそりゃ。そのラインでは先輩として
南都雄二ミヤコ蝶々(@夫婦善哉)」というお二人もいるのかもしれないが、
さすがにそのへんは私はリアルに知らないのでカット。


 と、最初からものすごい脱線。長門&南田に話を戻すが、
私はこの二人のおしどりぶりには積年の疑問がある。というのも、
かつて長門裕之が「洋子へ」という、自らの芸能界性愛遍歴を赤裸々に
綴った暴露本を出版した際、実名で「あの子のセックスがよかったなあ〜」
なーんて書かれた女優が大激怒(当たり前だ)、その方々に南田洋子
平謝りしているのを「3時のあなた」で見て以来、「どこがおしどり夫婦なんだか……」
という疑念を拭い去れないままでいる。しかしながら、この方々の功績は
「おしどり夫婦」という、芸能界でのひとつの「ユニット・スタイル」を
確率した点であり、その後の「夫婦旅番組」「夫婦で司会番組」「夫婦で○○に挑戦!」
など、その後に続く夫婦芸能人に多様な稼ぎ方スタイルを継承したことで、
長く日本芸能史に名をとどめるであろう。誰だ俺は。



 このすぐ後に誕生するのが高島忠夫寿美花代夫婦。
なんか華々しくていいですね。料理番組「ごちそうさま」、見てました。
そしていっつも暴れん坊の夫を優しくなだめる姿が微笑ましい
大島渚小山明子夫婦と続けてみましょう。
おお、豪華ですね黄金ラインだ。あ、シルバーラインか。
この2組には「夫=重病、妻=献身的に尽くす」という共通点があり、
世の壮年層の憧憬を一身に集めている2組でもあります。
 惜しくも最近亡くなられてしまったが、「根上淳ペギー葉山夫婦も
長年にわたり「芸能界おしどりシンボル」であありました。
親しみやすいカップル、というよりもちょっと
ハイブロウな感じのするお二人でした。合掌。いやペギーさんはまだお元気ですけどね。
 同じように二谷英明白川由美カップルもちょっと高級感があり、
雑誌などはよく「たまには妻と、デート気分」みたいなショットの常連モデルだったが、
ポピュラリティという点では長門&南田にはやはりかなわないだろう。
近年めっきり二谷英明を見かけないが、お元気なのだろうか。
 昭和30年代スターでは江原真二郎中原ひとみという
お二人もテレビに雑誌によく出ておられた。「家族団欒」というイメージでは
この一家に並ぶものはいなかったが、息子さんを事故で亡くすという不幸に見舞われ、
それ以お二人の顔色も暗く、お出になられることも
少なくなってしまったのは寂しい限り。


 


 この辺から頭ひとつ下がった世代の代表格といえば岩井友見・船戸順」夫妻と
いうのが思い浮かぶ。ご夫婦で胃腸薬「キャベジン」のCMを長らく勤めておられた。
そのラインだと「小林千登勢・山本耕一」というお二人もいて、
私はこの方々、かつて「チャーミーグリーン」という洗剤のCMがあって、
その中で「お爺さんお婆さんになっても仲良く手なんかつないじゃう」みたいな
情景が描かれるのが一時話題になったが、そんなイメージだなあ、と思っていた。
夫婦旅番組などの常連であったが、惜しくも小林さんは2003年11月逝去。
あまりに早すぎたと思う。合掌。



結構いるもんですね、いやはや自分でもビックリ。長くなりそうですから続きは明日掲載。


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●今日の一食
中目黒「いろは寿司」のかにみそサラダ
http://tokyo.gourmet.livedoor.com/restaurant/info/9306.html



いっつも賑わってる安心値段のお寿司屋さん。
中目黒ピープルの間では有名店で「今さら」な感じでしょうが、
私はここのおつまみが結構好きで、お寿司よりも酒のアテとしていろいろ
日替わりやら定番ものを食い散らかしています。
最近のお気に入りはこの蟹肉タップリが嬉しいサラダ。
これに特製「いろは巻き」のすだれ巻きと、「あさり」の軍艦巻き(絶対オススメ)、
芽ネギ&うずら(これもオススメ)をチョイチョイやりながらチビチビやってます。
なんと最近は田町にも支店があるとか。なぜに田町。
この日はビール二人で3本、焼酎3杯、おつまみ4品に握り6カンぐらいで
ひとり3,500円ぐらいかな。