木村大作、美智子妃、山瀬まみ、最近のメモ雑記

呆ける瞬間

 21日のTBS系『情熱大陸』より。この日は映画カメラマン、木村大作さんの回だった。黒澤組で研鑽を積まれた名人の彼のひとことに、思わず「わかる、わかる!」と頷いてしまった。
 と、いっても映画の話ではなく。
「洗濯機は二槽式に限る」
 あの、水がグルグル回るのを見るのが好きなんだそうだ。
 わっ……分かる! 私も、つい1年前まで二槽式を使っていた。二槽式と書いても分からない人が多いかも。洗濯槽と脱水槽が別になっている、旧式の洗濯機です。
 そうそう、ふしぎと、あれは見つめてしまう。見ているとなんだか、「あたま」が止まる。ちょっとした「無」の境地、なーんてオーバーなもんじゃないがが、ヘンに落ち着くんだよなあ。
 歌手のちあきなおみも、グルグルを見つめるのが好きだったそう。
 今日はこんな最近のコマゴマ、メモ列記。


○9月9日「美智子様の半世紀」(テレビ朝日系)

 知らなかった! 現天皇美智子妃の成婚パレードでのこと。皇居を出られてすぐ、狼藉者に襲われていたのですね。それも、二人が乗った馬車の手すりにつかみかかり、乗り込む寸前まで接近していたのだ! はじめてその映像をテレビで見たが、シンプルに恐ろしい。男は何かに取り憑かれたように猪突猛進していく。そしてなんと投石まで。間一髪、美智子妃は避けられたが、ショックだったろうなあ……。この男がその後どうなったのか。調べてみよう。


○NEW ティアナのCM
 豊川悦司が着物姿で登場してるんですが、この角帯の締め方がヒジョーによろしい。あのように帯の「手」をスッキリと伸ばし、やや上にあがるのが正しく美しい形。こうでないと、しまらない。しかし残念なのは着方。ズドーンとしてお茶缶のよう、スッキリ粋になっていないのが残念。


○「ブロードキャスター」終了
 20日がラスト・オンエア。山瀬まみの見方が変わった。テレビタレントとして「凄い!」と思わされた。
 名物コーナー「お父さんのためのワイドショー講座」のラストに際し、このコーナーへの思い、感謝、そしてさよならを見事に短い持ち時間の中でで語り尽くした。きちんと起承転結のある構成で、「絶妙!」と思わず声かけちゃったほどのタイミングで涙、なんともドラマティックに挨拶を終えた。いや、純粋にこころから褒めている。あれは「ひとり舞台」といっても過言ではない。自分で「よーいハイ!」「カット!」というキューまで出しながら、正直な惜別の気持ちを「テレビにうつるアクション」として嫌らしくなく料理していた。素晴らしいと思った。プロフェッショナルだ。さぞかし涙持っていかれた「お父さん」は多かったことだろう。


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