最近の映画メモから

原題『crossing over』



正義のゆくえ

〜「マツゲ御三家」に悩む


 主演はハリソン・フォード、移民局の心優しき捜査官を演じる。
 レイ・リオッタが職権乱用して女をわがものにするイヤラシー男を演じている。もう自家薬籠中。どうでもいいけど、この人の「目」が私は印象的でねえ……つぶらな瞳から「ウワーッ!」って感じで「マツゲ」がみっしり生えている。まぶたが厚いもんだから常に「ナチュラル・ビューラー状態」で お毛々がクリンクリンしちゃってるんだこれが。
 日本だと「本宮ひろ志」センセイがこーいうマツゲをされている。日本代表。サムライマツゲ。だからどうしたって話なんですが、ああ……もうひとり揃えたいんです、「マツゲ御三家」を作りたい。マイケル・ケインにも似た感触を覚えるが密集度が足りない! なぜこんなことが本当に悔しいのだろう……誰かいいひといたら教えてください。

<参考資料・レイ・リオッタさん>




クヒオ大佐
中村優子新井浩文


 この二人が、いいっ!
 簡単にいうと、中村は銀座のホステス、そして新井はチンピラを演じている。両者とも悪(ワル)としてのキモが座っているというか、「泥水」飲んで飲まされてきた人間の「厚み」がある。特に新井のコメディセンスというか、セリフの「間」の良さにはホレボレ。怖いだけじゃない人間味も感じさせて、好演!



中村優子。開き直る演技がサラッとしていて、それでいて凄みがあって。結構でござんした。



『プール』
小林聡美の自作自演にビックリ!



 小林聡美が作詞作曲したという劇中歌、『君の好きな花』にビックリ。
 いいなあ、この歌! しかも彼女自演するんですが、あれが本当に自分で弾いているんだとしたら……えっらい上手だわ。ギターの「かまえ」も自然で美しい。ひょっとしたら彼女のギターの才って一部では有名なのか!? 
 とってものどかで、親しみやすいメロディなんですよ。小林聡美が爪弾きながらタイの少年と一緒に歌うシーンがあるんだけど、これが素敵だった。幼稚園の頃に戻ったような気持ちにさせられた。


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