新潟の海にて


 先日、新潟県に行ってきました。西蒲原群巻町というところ。詳しくはこちらの食日記を参照して頂くとして(→独酌日記)、その帰り道に海に寄ってきたんですね。

「初夏の海がみたくて・・・」というポエジーな気持ちでもなーーーーんでもなく。

「都市部まで行く電車の待ち時間がハンパなくある」→「しかも朝方」→「どこもやってない&そもそも時間を潰すような場所が全然ない」→「残るはネイチャー系」

 という自然な流れによるもの。しかしこれが、行って本当によかった。

 紺碧の空、広がる水平線! 

 そして、ひこうき雲!! 

 見渡すかぎり空と海と砂浜! 越前浜というところです。さらには早朝ということもあってか、だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーれもいないんだ本当に。ひとっこひとりいない。こういう状況、歌いたくなりますね。もちろん私は「あの歌」を歌いましたとも。当然次の曲は「誰もいない海」。

 なんかお腹の底から声出したくなりますね、こういう状況だと。かなり大声でドイツリートなんて歌ってたらお約束のように振りかえれば人が。ううん、聞こえなかったはず。聞こえなかったはずとつぶやきながら退散。

 砂浜に謎の物体。なんだこれ?

 くらげです。ビローン。

 本当にきれいでした。海に投げ返しましたけど、無事ひからびずに戻れたかな。

 まだやってない午前中の民宿で休ませてもらいました。
「すみませーん、ビール飲ませてもらえませんか?」
 快くおばちゃん、
「いいよー。表の水道で足洗ってきてー」

 プハーッ。ボケボケ写真ですいません。
「つまみなければあれでしょ、サービスだ」
 といって、モロキュウ出してくれたおばちゃん。ありがとう。「だるまや」という民宿でした。また来るよ。

 この後、「じょんなび館」という温泉ランドで汗を流し、帰途へ。ここで売ってる饅頭とゆべしが実に良かった。