サボっていた俳句をまとめて

4/20
うまごやし裸足の子供に負けもせず

 うまごやし、漢字で書くと苜蓿。クローバーのことをこういうのだそうです。

4/21
花冷えにクリスマスローズのうすわらひ

 これ、ちょっと反則なんですけどね。しかし今年は三寒四温がひどい…。

4/22
多摩川に豊漁ときく蜆かな

4/23
蛤つゆに菜花をそえて近茶流

 この日は柳原尚之さんの料理教室に行ってきました。
4/24
後輩に酒贈られて春時雨

 ムネタカが誕生日祝いですといってお昼をご馳走してくれて、大好きな『水尾』をプレゼントしてくれました。ありがとう。

4/25
窓からは子の走るおと藤の昼

4/26
豆の花つる這う虫おう子供の眼

4/27
大和屋の将門にわく春銀座

4/28
利通公のいしぶみかこむ姫女苑

4/29
橋から飛んだ藝人ありて春の昼

 牧伸二、自殺。

4/30
このまちに来て二十年なり竹の秋

5/1
みちのくの酒切子についで風薫る

5/2
芍薬の芯をめざすか蟻登る

5/3
初鰹切るだに仲間の口に消え

5/4
揚げ鶏をほおばる仲間若葉風

5/5
子の手ひく母の手さげに菖蒲の葉

5/6
クレマチスつるのゆきさき雲の峰

5/7
塩で揉む茄子のてざわり休み明け