最近の書きこぼしから

酒井法子なんですってば



 私は、しばらくこの絵に釘付けになってしまいました。
 公判時における酒井法子被告の法廷イラストなんですね。そういった説明無しでこれを誰かに見せた場合、一体なんだと思われるでしょう。残念ながら私は「酒井法子の初公判」というインフォメーションを先に知った上で見てしまいました。ネットニュースのインデックスをクリックしたら出てきたのがこれ。
さくらももこさんがリアルなイラストに挑戦したものの失敗した」
 そんな風にも見えます。しかし微妙な表情です。ほくそ笑んでるようにも見えますし、感情を押し殺してるようにも見えます。しっかし……悪い「目」です。眉毛と口はこわばっているのに、目だけが弛緩して淀みきっています。よく見ると似てないこともないのですが、後の裁判官席がありえないラインで3次元ではなく2次元を演出しているもんですから、全体的な「おへたくそ感」がアップしちゃっているんですね。
 だからどうしたってなネタですが、今日は最近の書きこぼしをつらつらと列記してみます。




酒井法子付記

 「介護の仕事を酒井被告に勧めたのは、元所属事務所サンミュージックプロダクションの相沢正久副社長。相沢副社長は介護福祉士の資格を取ってもらおうと通信教育の資料を被告に提供している」(9日付産経ニュース)
 拘置所にファンがつめかけ、「僕が代わりに入ります!」と本気で陳情するものまで現れ、さらには夫である高相容疑者出所時には靴を投げつけるような信奉者を持つ酒井法子介護士になんて本当になってしまったら……大変じゃなかろうか。要介護認定を偽装するタワケものが続出するんじゃなかろうか。
 あ、初公判時の傍聴希望者、東京地裁の刑事事件としては史上最高だったんだそうですね(希望者6615人、約330倍)。あは、あはははは。



■市橋容疑者はひょっとして


 ■:左(手術前)

 常々疑問だったのだけれど、このとき市橋容疑者はどんなシチュエーションでこの写真を撮られたのだろう?
 おおよそスナップにおさめるような顔ではない。「邪」という概念そのもののような、悪い表情である。何か映像の一瞬から切り取ったものだろうか? 市橋容疑者のイメージを決定付けたあまりに「見事」な写真だ。

■:右(手術後)

 ショッキングだった。
 生ぬるい、すごくまずいものを無理やり飲み込まされたかのような気持ち。差別的な書き方かもしれないけれど、この「顔」をフト見てしまったときの、正直な感想だ。
 左が「邪」なら、右は「禍」という印象。これほどまでに「分かりやすい悪人顔」が捕まらないということが不思議だ。市橋達也というひとは、ひょっとしたら「もんのすごく写真うつりの悪い人」なんじゃないだろうか!? 
 実際に話したり笑ったりしていると、こういったネガティヴな印象を与えない人間だとしたら。そう、真反対に……明るく、陽気で、人に警戒心を抱かせないようなキャラクターなのかもしれない。
 今回の報道で初めて知ったが、少年時代の彼は人気者で、「中学の卒業文集に掲載されたクラスの人気投票では、スポーツとユーモア部門で1位に選ばれるなど、快活な少年像」(中日新聞)だったのだそうだ。
 あまりに、最初の写真の酷薄でガラの悪い印象が強すぎる。それが、返って犯人発見の邪魔になっているのではないだろうか。


■十朱幸代


 私は、ここ最近の十朱幸代が不思議でならない。
 あまりに人間離れしている。時が止まっているというか、少しずつ若返っているような印象すら受ける。何か人間が犯してはならないような魔術とか、秘薬とか、そういった非現実的なオーラをこの女優はまとっている。整形という感じもまったくしない。「無理感」がないんですね、いやマジで。体の線など30代のように思えるが、「まあ頑張ってるのねえ」という「ご苦労様感」も微塵だにしない。いったい何事なんだ十朱幸代。「プリザーブド・フラワー」みたいだぞ。


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