2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

北島康介、末綱&前田、その涙とよろこび

張り詰めていたものがフッと緩んだ、そのときに流される涙。 これが……ああ、ダメですねもう、「よかったですねえ」「ほんとによかった」「お泣きなさいお泣きなさい」そんな気持ちに思わずなってしまう。誰だ俺は。いや、北島康介選手の100m優勝直後、インタ…

「ツカミ」と芸能人

「こんにちは、歩くメラニン色素です」 今日の「いつみても波瀾万丈」、ゲストは松崎しげるさんでした。のっけのツカミがこれ。素晴らしい……あの肌色はシミそのものの色だったのですね。どうでもいいですが、「ツカミ」を持っている歌手、俳優さんってのはマ…

改稿・「北京オリンピック開会式」

「何もそこまで……」 私が今回の開会式でずーっと脳裏に浮かんでいたフレーズです。いやはや、凄かったですね今回の「もよおし」の数々。人海戦術という四字熟語が百花繚乱していたかのよう。わけわかんない例えですね。もしも失敗したらエライことになりそう…

「ヒットメーカー 阿久悠物語」

ダメだ、どーーーーーーしても愛情が持てない。ああ、こんな芸のない書き方はヤなんですが……ひとこと、ガッカリ。いきなりキツい書き方しますが……「ドラマ」と呼ぶのも憚られるというか。ちょっとキャストが豪華な「再現VTR」(「いつみても波瀾万丈」と…

森田一義の弔辞

「私も、あなたの数多くの作品のひとつです」 タモリこと森田一義が、赤塚不二夫への弔辞の結びに用いた言葉だ。このインプレッシヴなフレーズは各誌・各局のヘッドラインに多く用いられ、何度も反芻された。 この言葉を聞いたとき、私は不思議な気分になっ…

白央的・街角スナップ2

こーいうのね、好きなんです。思わずパチリ。この「パチリ」ってのもドーにも昭和系ですが。「不良でなければ」いいですねえ、いい。このチラシの前で、三原じゅん子とかに「ふう」と溜息つかせたい。「どいつもこいつもよォ……分かっちゃいねえぜ」とか言わ…

最近のビデオメモ

決心。家でクーラーを使わないようにしました。原因1:ノドがやられるから。テキメンに、直ぐに、いがらっぽくなってしまう。それでなくとも試写室などで2時間ぐらいクーラーを浴びると、もうガラッとして痛い。でもこれは避けられない。なので、家全面禁止…

映画評というもの、そしてきもの〜『夜の流れ』より

私は、誰でも見つけられる欠点を10なり挙げるよりも、「私だけかもしれないが、ここが素晴らしい!」と心から思える美点を1つ見つけることが、映画評を書くポイントだと思っている。そこを大事にしているつもりだ。今、ちまたには映画評があふれている。それ…

赤塚不二夫さん、逝く+「篤姫」日記・5

「死なない男だと思っていた」 毎日新聞で読んだ筒井康隆さんのコメントだが、まったく同じ気持ちだった。このブログにもメモしたけれど、先ごろ赤塚さんをテーマにした素敵なドキュメントが放映されたばかり(詳しくはこちら)。その中で親しい人たちは皆、…

30万ヒットの御礼と最近のテレビ

いつの間にか30万ヒット、どうもありがとうございました。いつも読んでくれる皆さん、なんというご奇特なことでしょう。これからもマメに更新していきますので、どうぞよろしくお願い致します。 さて、結構なロングシリーズとなっている「速水いまいち」のCM…

小菅優のベートーヴェン、シューベルト、ラヴェル

<7月31日、調布市文化会館たづくり・くすのきホール「ホッと・カフェ・コンサート11」より「小菅優ピアノリサタル」> さて昨日の続きです、今日はプログラムの感想メモ。