2008-01-01から1年間の記事一覧

『ブーリン家の姉妹』

クリオネ、っていますね。精霊のような形をした海のいきもの。精霊見たことないけど。エッチラ・オッチラ漂うさまが愛くるしく、テレビで紹介されるや人気者になった、アレ。 あのラブリーないきものがエサを捕食するところ、ご覧になったことありますか。 …

吉田栄作、藤村志保、きもののこと、「だんだん」三連想

くっだらないことなので、直球に書きます。 NHKの朝ドラ『だんだん』ですが……吉田栄作、出てますね。出てるんです。マナカナこと、三倉茉奈・佳奈の父親役で。松江のシジミ漁師の役なんだが……いやーーーーー、似てる。似てるんだわ。フトした表情が「若い頃…

「車椅子でもカッコイイ男」

ちょっと納得がいかないんですね、私。 11月の頭に公開される映画『ハンサムスーツ』(主演:谷原章介、塚地武雅、監督:英勉)のチラシですが……問題は、裏だ。 キャストの一人で池内博之が出てるんだけど、そのキャプションがうなづけない。 「車椅子だけど…

CD Journal (ジャーナル) 2008年 11月号 [雑誌]出版社/メーカー: 音楽出版社発売日: 2008/10/20メディア: 雑誌 クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見る

香川京子さんのこと〜『東南角部屋二階の女』より

本日発売の「CDジャーナル」(音楽出版社)でコラムを書いています。16回目の「ヒロポン映画劇場」、今回は公開中の『東南角部屋二階の女』から、香川京子さんへ捧げるオマージュを書きました。

氷川きよし、森光子、安藤和津、最近のテレビ雑記

先日、「徹子の部屋」にて氷川きよしが登場。あろうことか黒柳徹子と氷川が「最近のギャルとおじいちゃん」に扮装し、街中をデートするという訳の分からないVTRが放映。 「今度は徹子さん、中学生同士っていう設定でやりましょうよ」 「僕おさげの徹子さんが…

ザレゴト女優論、そして常盤貴子のこと

昨日のブログで、小川眞由美と岩下志麻のことを書いていて、ひとつ思ったことがある。それを書き留めておきたい。(いい加減しつこいと思われるでしょうが、今日でホントに最後にしますので、どうぞ許してやってください) 私は、女優というのは「職業名」で…

ふたりの大女優とイ・ビョンホン、そして緒形拳

さて、昨日の書き残しから。 岩下志麻と小川眞由美――このブログを好きで読んで下さっている方なら説明不要だろうが、芸歴はゆうに50年を越そうかというベテラン女優だ。私は勝手に、このふたりを日本を代表する「最後のエゴイズム女優」と呼んで畏怖し、崇め…

「イ・ビョンホン祭り」のCMに思う

イ・ビョンホンには、かねてより注目していた。 といっても、俳優としてどーこうではないのです。それでも、私は彼を畏怖している。いや、畏敬のまなざしで見つめている! なぜなら、あの岩下志麻と小川眞由美が彼の「大ファン」を公認しているのだ。公認と…

三浦和義、自殺

「大向こうを狙うような芝居」 演劇、それも「旧」の世界で使われる表現なのかもしれない。歌舞伎や新派、日舞などの古典の世界での用語だろうか。 要するに、クサい芝居のことだ。やり過ぎというか、うるさい演技というか。一番舞台から遠い「大向こう」(…

追悼・緒形拳

緒形拳が亡くなった。亡くなってしまった。 テレビをつけた途端に、訃報の知らせ。「えーっ!」と思わずひとり声を上げた。悪い冗談にしか思えない。最近、地下鉄の駅のあちこちに新ドラマのポスターが貼られていた。その中に、相も変わらずの元気そうな写真…

改稿・「だんだん」に悩む毎朝

「どげんかせんといかん!」 なぜか今頃、心の中で毎朝のように東国原が私につぶやきます。 「女の子の見かけのこというなんて最低!」 これは実際、小学校4年生のときに同級生の菅原典子ちゃんが私にいった言葉です。 毎朝、この2つのセリフが交互に脳内リ…

『白い馬』『赤い風船』

なんて美しいものを観てきたんだろう! もう公開からだいぶ経ってしまったけれど……ああ、やっっっぱりスクリーンで観て、よかった。シネスイッチ銀座で公開中のフランス映画『白い馬』&『赤い風船』に……直球な言い方だけれど、感動した。うん、ガーンと来た…

若尾文子の帯締め

森村薫の「華々しき一族」を若尾文子で……という記者会見が放映されていた。 先日の「徹子の部屋」に出られたときは、驚いた。終始彼女は、暗いものに支配されているようだった。トークのテーマも、ほぼ亡くなられたご主人・黒川紀章氏のことだった(多分、番…

『爆笑問題のザ50人斬り-有名人の家族-』

「そう来たか……」「こう出たか……」 いやはやなんとも、そんなことばーっかり呟いた1時間でした。ご覧になりましたか、16日放送の『爆笑問題のザ50人斬り』という番組。集められたのは、有名人の家族50人いきなり話逸れますが、これって昔懐かしの『上岡龍太…

木村大作、美智子妃、山瀬まみ、最近のメモ雑記

21日のTBS系『情熱大陸』より。この日は映画カメラマン、木村大作さんの回だった。黒澤組で研鑽を積まれた名人の彼のひとことに、思わず「わかる、わかる!」と頷いてしまった。 と、いっても映画の話ではなく。 「洗濯機は二槽式に限る」 あの、水がグルグ…