2005-01-01から1年間の記事一覧

原ひさ子さん、逝く

朝フジTVの速報でこのニュースを知った。 おんとし96歳。大往生とは思うが やはり一抹の寂しさが。 ほんとうに、素敵な女優さんだったと思う。 映画では市川崑監督のヒットシリーズ、 金田一京助ものでの「悪魔の手毬唄」での名演技が 印象深い。ストー…

ぐんま昆虫の森

「ぐんま昆虫の森」というところがニュースで紹介されていて そのファンタジーな光景にしばし「うっとり」した。 荒涼とした冬の山や野原の真ん中にポツンとある大きな温室。 その中には花と緑があふれ無限と思われるほどに 蝶が舞踊る。幻想的。と、そこに…

長寿番組 『生活笑百科』

という番組が土曜日の12:15からやっているのを ご存知だろうか。 http://www.nhk.or.jp/osaka/guide/seikatsu_shouhyakka.html すごいですよ今チェックしたらなんと放送開始が昭和60年! ひえええ私小学4年生ですよ21年目とはオドロキ。 東京で唯一上沼恵美…

ワダ・エミ

TBS系「金スマ」を興味深くみる。 http://www.tbs.co.jp/kinsma/ というのもトークゲストに「ワダ・エミ」さんが出てらしたからだ。 衣装デザイナーという職業や仕事にも興味があったが、 正直に言って私の関心は「和田勉の妻」というところにあったと思…

黒木瞳・初期の珍作! 「略奪愛」(1991)

今日は久々ビデオ感想雑記。 自分のために記録。 半端に古い日本映画ですから ご興味のない方はどうぞスルーしてください。 最初にいっときますが 本当にくだらないですよ。自分の業の記録です。では。 ●『略奪愛』(1991 東映) 監督:梶間俊一 脚本・原作…

ラファエル・アマルゴ−見た目とトークにすごいギャップ−

どうでもいいでしょうが私朝型タイプの人間で 目覚ましなどかけなくても大体が7時ごろに起きてしまう。 それもだいたい「7時37分頃」なのがおかしい。 もちろん前の日にしこたま飲んだ場合はその限りではないけれど。 今日は久々前の日に飲まなかったので…

歌舞伎座建て替え

随分間抜けなタイミングですが 2週間ぐらい前に 「歌舞伎座建て替え」のニュースが発表されました。 聞くところによると ずーっと前から懸案はあったそうですが とうとう本決まり。 私は「ああ、やっとかい」ぐらいの感想でしたが ここにきて私の周囲から「…

陽気な幽霊になってくださいね コンスタンス・カミングスの訃報

いきなりまたマニアックなことからすいません。 イギリスの女優コンスタンス・カミングスの訃報を聞いてビックリ。 って……まだ健在だったことのほうがだいぶ驚きだ! 私もこの人ノエル・カワードの 舞台劇の映画化「陽気な幽霊」 (監督は『アラビアのロレン…

つれづれなるままに抜弁天

今の家に引っ越してからはや5ヶ月。 新宿区の抜弁天というところですがここがまあ たいそうな下町なんですわ。 まるで懐かしのTVドラマ「ありがとう part.3」の世界。 園佳也子とかひょいと出てきそうな感じ。(わかる?) いまどきピンクのカーラーまいた…

浅田真央の「根性」

まったく未知の世界だが ニュースで微笑む15歳のフィギュア・スケート選手、 浅田真央のコメントに軽く驚いた。 天才少女として業界では以前から有名な存在だったようで、 「年齢制限を超えて次の五輪へ特例出場か!?」 と言われるのほど逸材なんだとか。へえ…

「偽りの花園」―ベティ・デイビスの怪演に酔う

※今日は古いアメリカ映画とか演劇に興味ない人は 読まないほうがいいかもです。 ちょっとマニアックに長いビデオ批評。 ベティ・デイビス、ウィリアム・ワイラー、 歌舞伎などお好きな方はどうぞ。 A・ヘップバーン主演の「噂の二人」やジェーン・フォンダ主…

life settlement --少し前のニュースから

ちょっと前のニュースで 「生命保険の死亡前譲渡」というのがあり 興味深く読んだ。うまく説明できないが書いてみたい。 Aさんは現在回復不能の末期がんに冒されている。 余命はほぼ1年を切った状態。 現在未承認の新薬を延命をかけてトライしたいが 保険診…

酉の市――日曜夜の日記を今更

随分間抜けなタイミングの報告になりますが 新宿・花園神社の酉の市に行ってました。 今年は二の酉までしかなく、月曜はごった返すに決まってるからと 日曜の遅く、前夜祭にちょろっと出没。 今の屋台ってすごいですね。 昔ながらの焼きそばやら何故売ってる…

いいわけとお礼

はいすいませんサボってましたブログ。 いやー年末の足音が怖いッすねー編集業界。 詰め込みで単行本作っては帰りがけ命がけで 飲んだり遊んだり。 不思議なもので適当に忙しくフツーに帰れるときほど 遊びませんね。 「なんでこんなに働いてんだよ俺はチク…

明菜、紅白出場の噂

はじめてみたのは 忘れもしない「ザ・ベストテン」 北海道からの中継でその人は歌っていた。 ときに私小学校2年生。 なんていうか……失笑されること覚悟で言うが 一目ぼれしたような気分だった。あー書いちゃった。 「むんず」と胸つかまれてたような気分。 …

ハードボイルドな漫画・「失踪日記」

この作品のすごいところは 自己演出・自己脚色を一切排除して描いているところだと思った。 ホームレスをしていたとき、物あさりをしていたとき、 日銭を稼いで酒を飲み野に暮らしていたときに周囲から 「こう見られていた」「こう思われていた」という 表現…

『失踪日記』(吾妻ひでお:著)

この作品がドラマ化されるとの情報を聞いてちょっとビックリ。 吾妻ひでお公式HPで書いてあるから オファーがあったのは間違いないんだろうが…… できるのか!? やっちゃうのか!? 『失踪日記』は今年の3月に発売になった漫画で 作者の放浪生活(そんななま…

シネマ古今東西―150人のイラストレーター映画を描く

見つけて即買いしました。 大御所から同年代まで一挙に150人もの イラストレーターが、自分の大好きな映画の イメージを表現し合ってる、とっても贅沢な本。 2人のイラストレーターが たまたま一緒の映画を題材に選んでる場合なんて めちゃくちゃ面白いです…

朗報・名画座復活

素晴らしいニュース! 粋だなあ、かっこいいなあ!! 何を興奮してるのかというと、 さる弁護士のかたが資財を投じて 名画座を建てるというニュースを今知ったのだ。 こんな有意義なお金の使い方ってあるだろうか。ものすごい文化的投資。 「自分を育ててくれ…

動物の看護師さん from 北海道

北海道から友人が上京。 彼は動物の看護師になるべく北海道の地に赴き 就学していたのだが今年の春から本格的にプロとして働きだした。 名作漫画、佐々木倫子の「動物のお医者さん」のような 世界かとワクワクして話を聞けば、現在のペット産業のダークな部…

氷解する喜び−名映画評論家・ポーリーン・ケイル−

明かりが消えて映画がはじまる -ポーリン・ケイル映画評論集作者: ポーリンケイル出版社/メーカー: 草思社発売日: 2003/10/22メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (3件) を見る氷解する喜び。 ポーリーン・ケイルの評論集はこの喜びと快感に…

慎太郎さん、杉を刈る

わかりやすい人ですね いやはやマッタク。 カラスに突かれれば都内カラスのホロコーストを計画し (たいして効果は上がらず。どーなったんだ!?) 自ら花粉症に罹患すれば今度は杉大伐採計画か……。 なーんかつっかえる。なーんかひっかかる。うかがってみた…

戻れる人々−TVオネエ界の強力新人−

こないだの「おしゃれイズム」(日本テレビ系)を見ていて 感を新たにしたことがひとつ。 ↑「IKKO」さんというメイクアップのかたが メイン出ていたがセットで出ているのがKABA.ちゃん。 このときのサブタイトルが「カリスマお姉キャラがリアルな恋…

語学の天才・日出処の天子

聖徳太子に関して初耳な解釈を 小耳に挟む。 「7人の言うことを一度に解した」という 有名なエピソードなんだが それは「7ヶ国語」に通じていたのではないか という学説があるのだそう。 へえええ。これって結構有名なんでしょうか。 渡来人の多かった時代…