梅の花

梅が好きです。桜よりも。なので最近では、そのへんをウロウロするだけで楽しい。 先日、市ヶ谷で出会った梅の花。この世を見てまだ数時間の花なんだろうね。いかにも開きかけで、赤ん坊が掌をはじめて開いたかのような風情だった。 梅はいいですね。目にも…

断捨離、そして俳句

思い立って、持っているCDを整理。かなり減らせた。 最初は大好きなエラ・フィッツジェラルドのソングブックシリーズだけ残して、あとは全部…なんて思っていたのだけれど、さすがにそうはできないもんですねー(;´∀`)。 ただ捨てるのはしのびないので、CM…

俳句、楽しくなってきました

ブログはサボっておりましたが…(´Д`;)一日一句だけは続けておりました。 季題を知る、ということを第一目標に、なんとか一年続けていこうと思います。 「亀鳴く」なんて季語があるんですねえ。「料峭」とか「蝌蚪」とか、知らない日本語がいーーーーっぱ…

テレビの放送作家さんから「日本酒関係の企画で相談が…」と呼び出される。 渋谷で1時間ほど話す。体調は戻った。○ローマ法王、高齢を理由に退位宣言。600年ぶりぐらいの異常事態らしい。○きょうもNHKで團十郎追悼番組が。山川静夫氏、尾上菊五郎氏が出演。坂…

田辺聖子の『花衣ぬぐやまつわる……』を読みだす。おもしろい。○遠隔操作事件の容疑者、なんか「猫カフェで遊んでいた映像」みたいなのまで放映されていたが、判決もおりてないのに(いや結審したとしても)テレビであんなのを放映するってどうなんだろう…ど…

崎谷明弘ピアノリサイタル

テレビで日本音楽コンクールのドキュメントが放映されていたのは、もう2年も前のこと。 そのとき、ほんのちょっとしか聴けなかったのだけれど、このひとのベートーヴェンが耳に残った。いつかじっくり聴いてみたいと思っていた。ずっとフランスに留学されて…

俳句とはどんなものか (角川ソフィア文庫)作者: 高浜虚子出版社/メーカー: 角川学芸出版発売日: 2009/11/25メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (3件) を見る 高浜虚子の『俳句とはどんなものか』(角川ソフィア文庫)を読んだ。「ツ…

マイ・セット

「うっ…これは…風邪の2歩手前では…」 みたいな悪ーい予感がするとき、ありますよね。そういうときに買い込んでしまう「マイ・セット」ってありませんか。私はだいたいこんな感じ。プリン、ビタミンCのど飴、葛根湯、オレンジジュース(濃縮還元だと栄養補給…

『黒い天使』

黒い天使 (ハヤカワ・ミステリ文庫)作者: コーネルウールリッチ,Cornell Woolrich,黒原敏行出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2005/02/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (12件) を見る コーネル・ウールリッチの『黒い天使』、…

成田屋さんの情報を

NHKの広報さんがツイッターで書かれていた、市川團十郎さん追悼放送の情報です。 3日に亡くなられた市川團十郎さんをしのんで、特別番組の放送が決まりました。 総合11(月)14:00「市川團十郎さんをしのんで」ゲスト尾上菊五郎さん、山川静夫さん。 Eテレ10(…

引きずった日

結局、成田屋ショックで熱が出てこの日は使い物にならず…。 失望感から体調を崩すというのは、人生ではじめて。 しかも、まーーーーったくの「赤の他人」だというのに。毎月追っかけてたような熱心なファンでもなんでもなかったのに。「居てくれるだけでよか…

團十郎の死

世の中の人がみな恵方をむいて巻き寿司を食べているような日に、ひとりの役者が西方に旅立ってしまった。 市川團十郎、死す。66歳。 肺炎でもっていかれてしまった。私は4日の朝に知った。驚いた。テレビで時蔵さんも語っていたが、突然の悪化だったよう…こ…

アイバさんと20時ぐらいから会う。久しぶりだった。 ホッピーを飲む。『晩春』を久しぶりに観る。笠智衆の自伝『俳優になろうか』これも再読。いい本だ。 AKBのなんとかさんという人が恋愛スクープを撮られたというので坊主になったことが話題になっている。…

新年会

ツイッター関係と昔からの知己に声をかけて、三軒茶屋『木村商店』で月も終わりに新年会。全員で15人。林くん、比嘉さん、松竹のプクさん、堀田さん、井上さん、小西さん、浦島さん、ジンペイさん、編集の岡田さん、澤山さん、エリカさん、ヤマダイくん、二…

雑記アソート

早めに葛根湯飲んだのが良かったらしく、起きたらスッキリ。そこに「生薬」プラスで朝ごはんにネギたっぷりのうどんを作って、豚と卵でビタミンBもプラス。椎茸と昆布のお出汁をいただき、午前中まで横になってたら、完治! よかったよかった。今回もインフ…

ひさびさに葛根湯

なんだか熱が出てくる予感…ちょっと関節がぞわっとして寒気がしたので、葛根湯を買ってきました。『八重の桜』のことを書こうかな、と思っていたのですが。いま17時ぐらい、薬を飲んだところ。さて、よくなりますか。<22:16> 葛根湯を買ってきて飲んで2時…

セブンイレブンのCM

竹下景子が出ているバージョンのセブンイレブンのCM。 私はあれが不可解で仕方ない。見れば裕福そうな家庭で幸せいっぱいといった風情。「家族団らんっていいものよねえ…」「ほんにねえ…」「おかわりー!」と幸福感に満ち満ちた情景でありながら、 「この人…

今年から、こっちもまたつけてみようと思っています。 どんどん言葉を忘れている、言葉が出てくるのに時間がかかるなあ…そう切実に思えてならず。ぼんやりとしたことを形容する表現がスパッと出てこない。とにかく何でもいいから書いておこう、少しは何か「…

最初の差別意識

残間里江子さんという人が、テレビでこんなことを言っていました。 今から20年ウン前ぐらいまでは、「未婚の母」という言葉があって、女の人がシングルのまま子供を産むのは、結構世の中から珍しがられたり、非難されることが多かった頃の話です。 残間さん…

中村勘三郎さんの急逝

あの朝は誰しも、「嘘だ………」という言葉以外、出てこなかったんじゃないだろうか。 なんと悪い冗談か。でも、ニュース速報が嘘をつくわけないもの、なあ……外国でエイプリルフールなら、かなりドギツイ冗談もマスコミはやるけれど、日本だものなあ……。 テレビ…

最近はもうすっかりこっちです→フェイスブック http://www.facebook.com/atsushi.hakuo

『おとなの週末』

『おとなの週末』、新刊が出ました。 「懐かしき母の味 故郷(ふるさと)レシピ」という連載ページを担当させて頂いてます。日本各県を毎回2県取り上げ、その土地ならではのお料理をレシピと共に紹介するもの。今年最後の発売号は京都と、そして福島です。 …

新橋演舞場12月大歌舞伎

中村勘三郎さんの突然の、訃報。 まだ、信じられていない。 「ありがとう」「ご冥福を…」「ゆっくりお休みください」…とか、そういう言葉が、実感として発せられなくて(あの人は亡くなったんだ、と心から得心して初めて感謝とか冥福を祈れるというか…)。 …

『ふるさとレシピ』

おとなの週末 2012年 11月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/10/15メディア: 雑誌 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る 15日に発売になった『おとなの週末』(講談社)で、新連載の担当をさせて頂いてます。その名も「故郷(ふるさ…

『手みやげを買いに』

手みやげを買いに【東京篇】 (えるまがMOOK ミーツ・リージョナル別冊 東京篇)作者: 京阪神エルマガジン社出版社/メーカー: 京阪神Lマガジン発売日: 2012/09/28メディア: ムック クリック: 14回この商品を含むブログ (3件) を見る いつもお世話になっているm…

「モーニング食」第2弾!!

漫画雑誌『モーニング』の食をテーマにした増刊号、第2弾。 1号目から携わらせて頂いてますが、 今回は表紙と記事ページを担当させて頂いてます。漫画家の寺沢大介さん、弘兼憲史さんの思い出のレストランを 取材してまいりました。そして食をテーマにした漫…

山田五十鈴、逝く。

とうとう…。 今朝起きて、ツイッターで知る名女優の死。9日に95歳で亡くなったという。「大女優」という言葉の死だな、と思った。この言葉はもう日本語として、私の語彙の中では「2012年まで存在した稀有な芸能上のいきもの。希少種」という記述に改められた…

「美女たちの肉本」

今日発売の『MAQUIA』(集英社)でお仕事させて頂きました。「美女たちの肉本」というブックインブックがあるんです。 レストラン取材部分と冒頭のインタビュー、肉の栄養素部分のライティングで参加しております。『島』や『加藤牛肉店』といった歴史ある店…

『万能だれ極旨レシピ』(KKベストセラーズ)

万能だれ極旨レシピ作者: 男子食堂編集部出版社/メーカー: ベストセラーズ発売日: 2012/04/21メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 9回この商品を含むブログ (1件) を見る『男子食堂』(KKベストセラーズ)で担当させていただいたタレの特集。 好評で…

中村雀右衛門さん、死去。

役者、監督、歌手、またはスポーツ選手や作家…幅広い意味で「芸能」というものに携わる誰かに入れ込んだことのある方ならば、そのひとが例え活動を辞めたとて、「お元気ならば、生きていてくれさえすれば、それでいい」――そういうような感情を理解し得るのじ…