男子食堂

男子食堂 2012年 04月号 [雑誌]出版社/メーカー: ベストセラーズ発売日: 2012/02/20メディア: 雑誌 クリック: 10回この商品を含むブログ (4件) を見る 発売中の『男子食堂』でライティングさせていただきました。 私が受け持たせて頂いたのは、『三大モツ煮…

『預言者』

先週末から公開されているこの映画、ちょっと応援したいのです。 昨年のフランス映画祭で上映されたので観た方もいると思う。 『リード・マイ・リップス』ジャック・オディアール監督の最新作にして、カンヌ・グランプリ受賞作。 去年の試写で拝見したんだけ…

テレビブロス&『洋食天国』

『Meets 別冊』こちらのムック、今回は洋食の特集号です。私は人形町と銀座の街コラムと取材、それからカキフライを担当させていただきました!洋食天国 値打ちの東京洋食115軒! 首都圏版 (エルマガmook) (単行本・ムック) / 京阪神エルマガジン社/編集ジャ…

『モーニング食』

モーニング食 2011年 11/26号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/10/13メディア: 雑誌購入: 3人 クリック: 83回この商品を含むブログ (4件) を見る 漫画雑誌の『週刊モーニング』が食をテーマにした増刊を出しています。『モーニング 食』 この冒頭…

『男子食堂』『じゃらん』

8月は、焼肉取材に明け暮れました。 10月売りなんですが、全部で28軒。今までひとりでやらせていただいた中では最大件数です。いろんなお店の肉、冷麺、キムチ、チヂミなどなどを食べ回ってきましたよ。 さて、現在出ているムックや雑誌でのワークスをちょっ…

最近のお仕事

またもや告知系ですみません…。今発売中のものを記録しておきます。[rakuten:neowing-r:10507583:detail] 料理研究家・みなくちなほこさんのページを担当させて頂きました。鉄のフライパンの活用術。自分で言うのもなんですが、まー本当に、勉強になりました…

最近のおしごと

最近やったもので、只今書店に並んでいるものをちょっとメモしておきます。BRUTUS (ブルータス) 2011年 5/1号 [雑誌]出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2011/04/15メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (5件) を見る 別冊付録の…

三宅坂にて・2

(20日のつづき) 国立劇場の隣にあるグランドアーク半蔵門に移動して何時間経った頃だろう。 「そのうち道も空くだろう」と、呑気な気持ちで私たち一向はお茶をしていたが、次第に焦り始めていた。さる舞踊家の先生とそのお弟子さんふたり、私の4人。公衆電…

三宅坂にて・1

あの日はとあるお手伝いで三宅坂の国立劇場にいた。 小劇場の楽屋にいたら揺れを感じて、そのうち楽屋全体が揺れだした。 いっこうにおさまらず揺れはどんどんと強くなっていく。自然とみんな楽屋口を目指していた。ジッとしてなどいられないのだろう。これ…

2月のまとめ・その2

もう公開になってますね、カンヌでパルムドールを獲った『ブンミおじさんの森』。 私は、かなり好きだった。 心をまかせていくタイプの映画。誌や短歌を、さほど意味がわからずとも目でつらつら追っていくような楽しさ、心地よさがある映画だったと思う。 試…

2月のまとめ・その1

●2月4日、銀座シネパトスにて『首』。 昨年9月に亡くなられた小林桂樹さんの追悼特集、これを観たことを書きとめておきたい。 4日は最終日だった。 銀座シネパトス小林桂樹特集、『首』。正義を追う余り妄執に囚われた弁護士の話、と思いきやちょ、ちょっと…

『FRIDAY』の食記事

発売中の『FRIDAY』で書いております。 ラーメンのスープでうどんをいただく、「らうどん」の特集。堀切菖蒲園の名店『糀や』をはじめとして、厳選4軒を取材してきました。これがねー、いい相性なんですよ。 片桐圭さんの写真も素敵です。よかったらご覧にな…

最近のお仕事紹介

今、発売中のものをメモしておきます。 これが出たばかり。 私がいうのもなんですが、これいいムックですよ。作ってみたいなあ、と思うレシピがたくさん。私は中華のページの担当をしています。『赤坂璃宮』の譚シェフによる中華ダレのレシピが5品、料理が10…

片岡愛之助丈に思う

朝起きたら歌舞伎のニュースがヘッドラインに。 片岡愛之助さんの私生活の……まあ「スキャンダル」ですね、それが取り沙汰されていた。 その報を聞いた瞬間まず私はどーにも不思議と、なんだか、嬉しくなっちゃったのだ。 なんというかまあ、 「ああ……『ニュ…

自動的についてくるもの・国分佐智子の場合

元・林家いっ平こと林家三平と国分佐智子が結婚するという。 このニュースを聞いたとき、私は瞬間的にゾーーーーッとしてしまった。いや、このおふたりがどうこうというのでは決してない。さらには私はこのお二方のことほっとんど存じ上げない。しかしながら…

細川俊之、和田勉、逝く

やっぱり……「ザ・おくやみブログ」みたいになっちゃってますね。ひっさしぶりにブログ書いたら追悼ばかり。もういっそのこと「白央篤司のご焼香日記」とかタイトル変えようかしらん……。まあ不謹慎な冗談はさておき。自分でも湿っぽくてイヤなんだが、それで…

高峰秀子さん、中村富十郎さん、逝く

人間は平均して、どの程度の「欲」を持っているものだろう。煩悩は108つらしいけれど、欲はどのくらいのもんだろうか。 人間、本ッ当に優先している欲って、実は3つぐらいが限度じゃないかなあ、と思う。 恋愛ってのは欲のなかでも複雑だろう。孤独忌避欲、…

『邦楽ジャーナル』1月号

こちらの雑誌にコラムを書かせて頂きました。 国立劇場の歌舞伎研修生時代に教えて頂いた、女流義太夫の竹本朝重先生の思い出について書いています。 人生のうち、何人か間近で「名人」というものに接することができたけれど、間違いなくそのおひとり。 本来…

明けましておめでとうございます

こんな拙ブログを、しかも最近全然更新しておりませんものを、 たまにのぞいて下さる皆様、本当にありがとうございます。 ネタ、用意してあるんですが(その昔、『ザ・ベスト』という雑誌があったのご存知でしょうか。ちょっとこれに関してひとネタやろう、…

『君を想って海をゆく』

これね、いい映画なんですよ。 先週末に公開されたての『君を想って海をゆく』。12月も後半、大作話題作がたくさん公開されてて埋もれがちな一本かもしれない。なのでちょっとここでもご紹介しておきたい。個人的にエールを送っておきたいのだ! 監督はフィ…

十二月日生劇場大歌舞伎

今、もっとも美しい歌舞伎の女形は、間違いなく尾上菊之助だ。 このひとの女形の舞台は、見逃したくない。心技体の充実、なにより一握りの舞台役者しか放出しえない、ある種の「きらきらしさ」を持っているひとだから。それはまるで蝶の鱗粉のような、光の残…

銀座のモナリザとスターの手形

先日、銀座を歩いていたら不思議なものが目にとまりました。 阪急とか不二家のある、あの交差点をわたろうとしていたときのこと。 おやっ、あれはなんだろう? モナリザがふたり……? 前髪オンザのモナリザ? てっ、徹子!? アップにしてみましょう。 ばよーん…

『クリスマス・ストーリー』

明日から公開されるアルノー・デプレシャン監督の『クリスマス・ストーリー』。 これ、すごく私は好きだった。恵比寿ガーデンシネマのみの公開、そして最近めっきり入りが悪いというフランス映画。勝手ながら応援したいので、ここで書いておきたい。 こーい…

由紀さおり RADIO DAYS 1969 

突然だが、私は若尾文子が好きだ。この愛情は尊敬の念に近い。 いろんな点で優れたひとだと思うが、容貌、演技力、口頭表現力……そういった様々なものを一括して、長きにわたり高水準をキープしている。簡単に言えば、そういったプロ意識に惹かれているんだと…

過日、東京国際映画祭にて

ひとつ、気づかされた。 私は今まで宝石というのは、それ自体が光を乱反射して輝くものだと思っていた。 違うんですね。 宝石というのは本来は、着ける人自身から発せられる光を反射し、輝くものなのだ。カトリーヌ・ドヌーヴという女優を目の当たりにする機…

中森明菜『夜のヒットスタジオ』DVD

朝からえっらいテンション上がりましたっ! なんとですよ、中森明菜の『夜のヒットスタジオ』出演シーンをまとめたDVD6枚組が発売されるんだそうです。以下ニュースより転載。 フジテレビ系音楽番組「夜のヒットスタジオ」に中森明菜が出演した際の映像をま…

京阪神エルマガジン社『銀座本』

告知ばかりですみません。 今日発売のこの『銀座本』に参加してます。銀座のランチ特集、割烹のページ、そして念願の県のアンテナショップページが僕のライティング。県ショップはかねてよりやりたかった企画で、編集さんがのってくれたのが嬉しかったなあ。…

佐々木芽生監督にインタビュー

発売中の『テレビブロス』でインタビューをやらせて頂きました。11月13日から渋谷のシアター・イメージフォーラムで公開されるドキュメント『ハーブ&ドロシー』を監督された佐々木芽生さんにお話を伺っています。 これね、いーんですよ。ドキュメントやアー…

『隠された日記 母たち 娘たち』

ゆうゆう 2010年 12月号 [雑誌]出版社/メーカー: 主婦の友社発売日: 2010/11/01メディア: 雑誌 クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見る 今回の表紙は佐久間良子さん。我が幼き日よりの憧れの女優さんです。ま、それはさておき。今回の映画欄ではカ…

スタアの死

なんだか人の死に関する日記ばかりになるのが自分でも悲しくて、嫌で、随分と延ばしたままになっていた。 俳優、池部良さんが10月8日、敗血症のため亡くなられた。92歳。 池部さんは能筆でも知られ、多くのエッセイの連載を持たれていた(晩年はほぼそちらの…